検査までの流れ
1.新規ご登録 | 登録申込用紙のFAXもしくは登録フォームからお申し込み下さい。 |
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2.初回キットの発送 | ご登録完了後、初回検体送付用キット(※)を弊社から発送いたします。 ※検査依頼書、検体送付容器、銀行振替申込用紙等が入っています。 |
3.検体のご送付 | 依頼書に検体情報をご記入の上、容器に入れた検体と共に弊社へご送付下さい(※)。 ※追跡調査が可能な送付方法をお勧めします。 |
4.検体受付 | 検体が弊社に到着後、検査の受付(※)ならびに標本作成作業に入ります。 ※午後4時以降に到着した検体に関しては翌日の受付になります。 |
5.検査結果のご報告 | FAXもしくはメールにて病院様に検査報告書をご送付いたします(※)。 ※通常、受付日の翌日~2日後のご報告ですが、脱灰操作等により3日以上のお時間を頂く場合もございます。 |
6.報告書の郵送 | 登録時に"報告書の郵送"をお選びの場合、検査報告書を病院様に郵送いたします。 |
ご登録方法について
FAXでのご登録 | こちらから登録申込用紙をダウンロード後、印刷して必要事項をご記入の上、FAXで弊社までご送付下さい。 |
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フォームでのご登録 | 現在未実装です。大変恐縮ですが、上記のFAXでのご登録をお願い申し上げます。 |
どちらの方法でも、追って弊社より登録内容確認のFAXもしくはメールをご送付いたします。
登録内容にお間違いの無いことを確認して頂き、ご登録が完了いたします。
ご登録に費用(登録料や年会費など)は一切掛かりません。
検査料金のお支払い方法
検査料金は月末締めとなっており、翌月10日までに請求書を発送いたします。
お支払いはご登録時に以下の方法からお選び下さい。
自動引き落とし | 口座振替申込用紙にご記入頂いた口座から翌月27日(※)に引き落としとなります。 ※金融機関休業日の場合は翌営業日 |
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銀行振込 | 弊社指定の銀行口座へのご入金をお願いいたします。 |
郵便振替 | 弊社指定の郵便振替口座へのご入金をお願いいたします。 |
なお、銀行振込と郵便振替でのご入金に掛かる手数料は病院様のご負担をお願い申し上げます。
検査依頼時のご注意
ホルマリン固定について
検体は10~20%のホルマリン溶液(ホルマリン原液を約37%のホルムアルデヒド溶液として)に浸漬して下さい。
浸漬に使うホルマリン量は組織の体積に対して2~3倍以上が目安です。
ホルマリン濃度が薄い、あるいはホルマリン量が少ない場合、固定不良のため再固定が必要になることがあります。
また固定不良によって組織の変性が生じ、診断が困難になる場合もありますのでご注意下さい。
検体の割について
弊社では適切な標本作成と厳密なマージン評価のため、基本的には検体に割を入れることはお勧めしません。
但し組織が大きい場合(目安として8cm以上)には、ある程度の割を入れて頂く方が組織の固定が良好になります。
割を入れる場合、皮膚側や粘膜側など切除面の反対側(全周が切除面の場合は最もマージンに余裕がある部位)から組織の厚みの1/3~1/2程度の割を入れて下さい。最も重要なポイントは評価したいマージン部に切れ目が入らないことです。
また弊社の容器に入りきらない場合でも分割送付はせず、厚手の大きなポリ袋などを三重以上に重ね、それぞれ口を固く結んでご送付下さい。
検体の入れ方・容器について
可能な限り摘出組織の全てを検体としてご送付下さい。病変の種類にもよりますが、一部組織の検査では診断精度が低くなる恐れもあります。
複数の組織がある場合、依頼書に区別方法を記載していただければ同一容器に全て入れて頂いても構いません。
但しごく小さな組織を大きな容器に入れることや、極端に大小の差がある組織を同一容器内に入れることは検査対象の誤認などを招く恐れがあります。小さな組織に関しては大きな組織とは別にして、大きさに見合った容器に入れてご送付下さい。
送付容器は弊社容器に限る必要はありませんが、気密性の高いものをご使用下さい。チャック付き袋のみでのご送付は液漏れしやすいため、なるべく避けて頂くようお願いします。
またガラス製容器や口の狭い容器をご使用になると、検体を適切に取り出せなくなる恐れがあります。
特にガラス製容器は標本作成が困難になる場合もありますので絶対にご使用にならないようお願いします。