ご挨拶
弊社ホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。
病理組織診断CAPITAL 代表の石原と申します。
私がまだ駆け出しの病理診断医だった頃、日々悩んでいたことは病理検査会社の「力不足」でした。
ここで言う「力不足」とは、私の診断がどこまで動物病院の先生の役に立っているのか ― ひいてはオーナー様や患者さんの役に立っているのだろうか、ということです。
この悩みを和らげてくれたのは、病理医として4年ほど経った頃に動物病院の先生から頂いた一通のお手紙でした。
そこには私の診断によって先生とオーナー様の疑問が解消されたことに対するお礼が書かれていました。
このお手紙を拝見して、私は大きな幸せと喜びを感じたことを今も覚えています。
そして、誇りを持って診断して良いことを教えて頂いたその先生にとても感謝しています。
それでも私は、病理検査会社はまだまだ「力不足」ではないかと思っています。
病理検査それ自体は大変有用なものであり、臨床の先生にとっての大きなサポートとなり得ます。
しかしそれをより良く使って頂くためには、我々提供する側の更なる努力が必要と感じています。
病理検査をもっと身近に、もっと使いやすく ― それこそが私たち病理医に求められているものだと思います。
CAPITAL 代表
石原 勇介
2006年酪農学園大学卒。動物の病理検査会社で5万件以上の経験を積んだ後、CAPITAL設立
CAPITALはCompanion Animal Pathological hospITALです。
私たちは"研究所"ではなく"病院"の一員であるとの理念に基づいて病理検査を行っています。
弊社の検査が臨床の先生方の、そして患者様の役に立つことができたのなら、これほど嬉しいことは他にありません。
CAPITALの特長
優れたコストパフォーマンス
CAPITALでは診断対象の病変や組織が多数あっても、同じ患者さんの一回の検査にかかる料金は一回分の料金のみとなります。
例:同じ患者さんから乳腺腫瘤、卵巣・子宮、皮膚腫瘤3個を摘出し、同時に検査を依頼した
→ 一回分の検査料金で全ての病変を診断
病変や組織の数、重さや大きさなどで複数回分の料金になったり追加料金が発生することはありません。
多数の病変の検査でもコストが抑えられるメリットに加えて、「検査しないと複数料金になるか分からない」「料金が高くなりそうなので検査する組織を選ぶ」といった煩わしさがありません。
選べる診断コース
CAPITALでは組織検査にシンプル・スタンダード・ハイグレードの三つの診断コースをご用意しております。
それぞれに特長がありますので、臨床の先生やオーナー様のニーズに合わせて診断書の形式を選ぶことができます。
例1:良性を思わせる小さなポリープ状腫瘤
→ シンプルコースでコストを抑えた診断を依頼
例2:底部固着のある悪性疑いの腫瘤
→ スタンダードコースで詳細が記載された診断を依頼
また、シンプルでの診断後にスタンダードに変更する(※)等のコース変更も可能ですので「とりあえずシンプルで結果を見てから」といった便利な使い方もできます。
※シンプル診断後にスタンダードに変更しても、検査料金はスタンダードの料金しか掛かりません。
免疫染色による信頼性の高い診断
CAPITALでは免疫染色や特殊染色を無料で実施しております。
より精度の高い診断のために必要と判断した場合、診断医が自発的に最適な染色を実施いたします。
そのため、臨床の先生やオーナー様に染色を行うか否かの判断や追加料金等でご負担をかけることがありません。
ホスピタリティの重視
CAPITALは病院のチームの一員、臨床の現場に近い病理医として、高いホスピタリティをお約束いたします。
診断内容に関するご質問はもちろん、病変の予後や対処に関してのご相談や検査前の組織採材に関するご相談なども病理医が誠心誠意ご対応いたします。
さらに「今回は○○の点を重視して所見を記載してほしい」といったご要望にも柔軟にお応えいたします。
病理のことでご不明な点やご相談などがございましたら、お電話やメールなどでお気軽にお問い合わせ下さい。
また検体送付容器の無料配布や顕微鏡写真の無料メール送付など、細やかなサービスの充実も心がけております。